ジアジーラ

シチリア州 シラクーザ県 ロゾリーニ

ジアジーラはシチリアを愛する当主ジョヴァンニと妻イザベラによって2004年にスタートしたワイナリーです。ワイナリー名のジアジーラとはアラビア語の『島』を意味する言葉のGISIRA(ジシラ)を由来としています。場所はノート近郊の海抜250mに位置し約13ヘクタールのブドウ畑を管理しており、ワイナリーや畑を低い石垣で囲んでいる沖縄の離島でみられるような伝統的な景色が見られるエリアです。この地域では樹齢数百年のオリーブの木が何千本も点在し、エリア特有の石灰質土壌と気候条件が良質のブドウを作るにあたって最適な条件だったとジョヴァンニは言います。創業当初より持続可能な農業と環境への尊重を企業理念の基盤とし有機農業を実践しており、2015年からすべてのワインで有機認証を取得しています。2010年には敷地内に最新設備を備えたセラーを建設し、手作業で収穫された葡萄をすぐに温度管理しながら醸造できる環境も整えました。そして同時期に太陽光発電システムも設置され、完全にエネルギー自給自足を実現しています。通気性のある地中海性気候、石灰質土壌、昼夜の寒暖差、そしてブドウ畑での毎日の注意深い管理が完全に健全なブドウを生み出す必須条件だと言います。

GIAGIRA BIANCO 2023
ジアジーラ・ビアンコ
品種
モスカート・ビアンコ 60%、シャルドネ 30%、カタラット 10%
原産地呼称
IGT テッレ シチリアーネ
畑
ロゾリーニ。海抜180m~250m。石灰質土壌。平均樹齢18年。昼と夜の気温差が大きい地中海性気候
収穫
手摘みにて8月上旬に収穫
醸造
温度管理されたステンレスタンクで発酵後、同容器で6ヵ月澱とともに熟成。その後瓶詰めし、ボトル内にて3ヵ月熟成。
生産本数
6,000本前後
淡い緑がかったノートを持つ麦わら色。芳香豊かなモスカートと、骨格を形成するシャルドネの絶妙なブレンドです。グラスに注いだ瞬間は柑橘やエニシダの花、パッションフルーツの華やかで甘やかな香りが広がりますが、口に含むと糖分は一切なく、驚くほどドライで骨太なミネラル感が走ります。石灰岩土壌由来のミネラルがしっかりと感じられ、シャープな酸のテクスチャーと見事に融合しています。余韻には黄桃やハーブのニュアンスが心地よく残り、シュール・リーによるコクと塩気が、カルパッチョや魚介のフリットの味をグッと引き締めます。Alc.13%

KERATION 2022
ケラーション
品種
カタラット・ルチド 100%
原産地呼称
I.G.T. テッレ シチリアーネ
畑
ロゾリーニ。海抜180m~250m。石灰質土壌。樹齢16年。昼と夜の気温差が大きい地中海性気候
収穫
手摘みにて9月上旬に収穫
醸造
ソフトプレスし温度管理されたステンレスタンクで発酵後、同容器で6ヵ月澱とともに熟成。その後瓶詰めし、ボトル内にて3ヵ月熟成。
生産本数
5,000本
シチリアを代表する白ブドウ「カタラット」の中でも、特に酸が美しく品質が高いとされる「ルチド(lucido)」という亜種を100%使用。ステンレスとシュール・リーのみで仕上げることで、ブドウが持つ純粋な生命力とテロワールをダイレクトに表現しています。明るい緑がかった反射のある麦わら色。オレンジや黄桃の中にハーブなどの緑の香りがする複雑なブーケ。アタックから白や黄色の透明感のある果実味を綺麗な酸とミネラルが支え食欲をそそる味わいになっており、香りで感じたハーブとバナナのようなアロマが余韻に鼻から抜けていきます。生魚~ローストした魚までオールマイティーに活躍できるワインです Alc.13.5%

MORHUM 2023
モルム
品種
ネレッロ・マスカレーゼ 100%
原産地呼称
I.G.T. テッレ シチリアーネ
畑
ロゾリーニ。海抜180m~250m。石灰質土壌。樹齢16年。昼と夜の気温差が大きい地中海性気候
収穫
手摘みにて9月下旬に収穫
醸造
ソフトプレスし温度管理されたステンレスタンクで発酵後、同容器で9ヵ月熟成。その後25hlのオーク樽で9か月熟成、さらにボトル内にて3ヵ月熟成。
生産本数
5,000本
7月上旬頃入荷予定。
シチリア南東部のロゾリーニは、強烈な太陽をたっぷり浴びるため果実の熟度は高くなります。そしてアフリカからの熱風(シロッコ)が果実の旨味を育て、イオニア海からの冷たい海風(グレカーレ)と真っ白な石灰質土壌がブドウに綺麗な酸や塩味を与え、飲み心地の良いエレガントなスタイルに仕上がります。そんな独特のテロワールの影響でネレッロ・マスカレーゼ特有の長期熟成を待つ硬さはなく、若いうちから熟したチェリーや地中海のハーブの香りが開いています。果実のふくよかさがあるのに、驚くほど透明感がある、そんな美しいバランスを感じらられるワインです
