イル・ポッジョリーノ

トスカーナ州 サンブーカ

IL POGGIOLINOは1964年から続く、サンブーカ(タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ)にあるキャンティクラシコの生産者です。1974年にアレッサンドラの父がワイナリーを購入し、現在はアルベルトとアレッサンドラの夫婦で経営しており、小規模ワイナリーらしく質にこだわったワイン造りに励んでいます。化学肥料は一切使用せず、有機肥料と緑肥を併用し秋からマメ科植物を各土壌の活力に応じて植え、春に刈り取られ土壌に吸収されていくことで畑の有機物と微生物を活発にさせます。気象データを元に畑での徹底した管理を行うことで農薬や除草剤も使用せずに18haの畑を管理することができると言います。2007年にはセラーも新設し一定の温度を管理できる最新のシステムを導入した事で畑での作業に集中できるようになり、大幅に品質も向上しました。自然と調和したワイン造りを愛情と努力をもって実現しているワイナリーです。

ROSACARINA 2020
ローザカリーナ
品種
サンジョヴェーゼ 100%
原産地呼称
IGT Toscana Rosato
畑
サンブーカ 標高250m~300m。粘土石灰質土壌。
収穫
手摘みにて9月中旬頃に収穫。
醸造
キャンティクラシコ及びラ・リゼルヴァの葡萄を20度以下に温度管理したステンレスタンクにて18~36時間マセラシオン。
年産本数
2500本
ローザカリーナの名称の由来はロザートと自分たちの娘『カルロッタ』&『マルティナ』を組み合わせた名前になります。綺麗な酸がありながらも密度のある果実味が特徴で、イチゴやチェリーの赤系果実が豊富に感じられます。ストレートなロゼワインでどなたにでも楽しんでいただけるキャラクターです。

IL CLASICCO 2018
イル・クラシコ
品種
サンジョヴェーゼ 95%、コロリーノ 5%
原産地呼称
DOCG Chianti Classico
畑
サンブーカ 標高250m~300m。粘土石灰質土壌。
収穫
手摘みにて9月中旬に収穫。
醸造
ステンレスタンクにて発酵。1日3回のポンプオーバーをしながら20日間マセラシオン。その後、25hlの大樽で24ヵ月熟成。瓶詰め後3ヵ月熟成。
品質を重視するためスタンダードのキャンティクラシコでさえ大樽にて24ヵ月、瓶詰めにて3ヵ月熟成を行ってからリリースされます。絹のように滑らかで棘のないスムーズな味わい。タヴェルネッレらしいミネラルの豊富なワインで、きめ細かい果実味のエレガント系サンジョヴェーゼを楽しみたい方にはおすすめのキャンティクラシコです。

LA RISERVA 2016
ラ・リゼルヴァ
品種
サンジョヴェーゼ 95%、コロリーノ 5%
原産地呼称
DOCG Chianti Classico Riserva
畑
サンブーカ 標高250m~300m。粘土石灰質土壌。
収穫
手摘みにて9月中旬に収穫。
醸造
ステンレスタンクにて発酵。1日3回のポンプオーバーをしながら20日間マセラシオン。最初に15hlの大樽で熟成し、その後フレンチオークバリックにて合計36ヵ月熟成。瓶詰め後12ヵ月熟成してからリリース。
厳選された最高品質のサンジョヴェーゼとコロリーノを使用。ワイナリーの基本的な方向性はエレガントな味わいですが、このリゼルヴァはパワーも兼ね備えています。ヴィンテージが良いこともありまだまだ熟成ポテンシャルを感じることができる素晴らしいリゼルヴァです。開けたてはミネラルと果実のボリュームがあり、時間の経過とともに心地よいチェリーとラズベリーの華やかなアロマと長い余韻に満たされます。

LE BALZE 2015
レ・バルゼ
品種
サンジョヴェーゼ 95%、コロリーノ 5%
原産地呼称
DOCG Chianti Classico Gran Selezione
畑
サンブーカ 標高250m~300m。粘土石灰質土壌。
収穫
手摘みにて9月中旬に収穫。
醸造
ステンレスタンクにて発酵。1日3回のポンプオーバーをしながら40日間マセラシオン。その後、新しいフレンチオークバリックにて30ヵ月熟成。瓶詰め後12ヵ月熟成してからリリース。
最高品質のサンジョヴェーゼとコロリーノを使用し、更に良年のみしか生産されないグランセレツィオーネです。絹のようなタンニンに上品な赤系果実のアロマと密度のある果実味。開けたてからすぐに楽しめ、口中にサンジョヴェーゼの華やかなアロマと絹のようなタンニンに密度のある果実味が広がります。余韻も長く、キャンティクラシコの最上級DOCGの名に恥じぬ1本です。 ワインアドヴォケイト・・・93点(2015) ジェームス・サックリンク・・・94点(2015)、95点(2016)

RONCAIA 2015
ロンカイア
品種
メルロー 100%
原産地呼称
IGT Toscana
畑
サンブーカ 標高250m~300m。粘土石灰質土壌。
醸造
ステンレスタンクにて発酵。1日3回のポンプオーバーをしながら40日間マセラシオン。その後、新しいフレンチオークバリックにて30ヵ月熟成。瓶詰め後12ヵ月熟成してからリリース。
生産量
900本
グランセレツィオーネと同じ醸造方法・同じ生産条件で良年のみリリースされるスーパータスカン。アタックはシルキーできめ細かい味わいで、徐々に迫力のある果実味が口の中を支配します。熟したメルローの甘みと旨味が存分に表現されており、バランスを崩さないようタヴェルネッレの特徴であるミネラルと綺麗な酸が支えることによって品格が感じられる。きめ細かい密度の詰まったエキスをたのしんで頂きたいワインです。

LE BALZE 1999
レ・バルゼ
品種
サンジョヴェーゼ 95%、コロリーノ 5%
原産地呼称
IGT Toscana
畑
サンブーカ 標高250m~300m。粘土石灰質土壌。
収穫
手摘みにて9月中旬に収穫。
醸造
ステンレスタンクにて発酵。1日3回のポンプオーバーをしながら40日間マセラシオン。その後、新しいフレンチオークバリックにて18ヵ月熟成。瓶詰め後12ヵ月熟成してからリリース。
生産量
4800本
グランセレツィオーネの『LE BALZE』畑の葡萄を使い、樽での熟成期間のみ短くしてリリースされているIGTワインです。日本が大好きなオーナーのアルベルトからの好意で、ワイナリー蔵出しの数量限定入荷とゆう条件で入荷してまいります。ピークを迎えている様子は無く綺麗に熟成しており、柔らかいタンニンと旨味のある熟した赤系果実が広がります。まだまだ熟成可能ですので2日目でも枯れること無く楽しめ、イルポッジョリーノのポテンシャルを感じていただけるバックヴィンテージです。