MASSERIA CUTURI

マッセリア クトゥーリ
プーリア州 マンドゥーリア
1881年から現代まで葡萄畑を守りながら続いている、マンドゥーリアの南にあるワイナリーです。マンドゥーリアにて初めてプリミティーボが植えられたワイナリーで、畑は1年を通してイオニア海から吹く潮風や太陽の恵みを存分に受けており、海からの風が葡萄の房に『塩』の層を放出させ、ワインに豊富なミネラルを与えています。また、ここに植えられたプリミティーボは鉄分が豊富な第四紀の堆積物の層の下に白亜紀の石灰岩で構成された異常な土壌で、他のプーリアの黒ブドウよりも早く熟します。2008年に全ての葡萄畑を植え替えそこから有機栽培への取組を実践しており、有機農業を地域全体で長く持続させる事を目標に東ターラント海岸の自然保護区と協力して生物を保護する活動も行っております。『良いワインとは土地から与えられる』という信念から、ワインメーカーのヴァレンティノ・キアーラを中心にマンドゥーリアの個性をそのままの形で表現することを目指し、脚色の無いストレートなプーリアワインを生み出しています。

SEGRETO DI BIANCA 2020

セグレト ディ ビアンカ
品種
フィアーノ・ミヌートロ 100%(モスカート系土着品種)
原産地呼称
IGT Salento

マンドゥーリア
収穫
手摘みにて8月下旬に収穫
醸造
15度で7日間のマセラシオン後ステンレスタンクにて3ヶ月熟成
アルコール度数
13%
モスカート系品種のプーリア原種『ミヌートロ』を使用している為、通常のフィアーノと比べても香りが溌剌としていて、ミネラリーです。マンドゥーリアに初めてプリミティーボを植えたビアンカスキアヴォーニに捧げて造った白ワインです。

ROSA DEI CUTURI 2021

ローザ デイ クトゥーリ
品種
ネグロアマーロ 100%
原産地呼称
IGT Salento

マンドゥーリア
収穫
手摘みにて9月中旬に収穫
醸造
16度で数時間のマセラシオン後、ソフトプレス。その後も同じ温度で管理しながらステンレスタンクにて低温発酵。瓶詰め後3ヶ月熟成
アルコール度数
13%
色合いは綺麗なサーモンピンク。熟したチェリーやイチゴの赤系果実の完熟アロマそのままに熟した果実味がありますが、綺麗な酸が全体を支えている為バランスの取れている味わい。ネグロアマーロの分かりやすい果実の長所を存分に生かし、飲みやすさや可憐さをミックスした冬にも飲みたいロゼワインです。

ZACINTO 2019

ザチント
品種
ネグロアマーロ 100%
原産地呼称
IGT Salento
マンドゥーリア
収穫
手摘みにて9月中旬頃に収穫
醸造
温度管理されたステンレスタンクにて7日間マセラシオン後マロラクティック発酵。約3ヶ月熟成
アルコール度数
14%
ザチントとは昔のMASSERIA CUTURIの栽培責任者で、彼に捧げるワインです。上品で甘やかなワイルドチェリー、アニス、スミレ等の花のアロマ。タンニンも柔らかでより飲みごたえを感じる味わい。彼はこのワインが好きすぎて、自分用の樽を隠し持っていたと伝えられています。

TUMA 2020

トゥマ
品種
プリミティーボ 100%
原産地呼称
IGT Salento

マンドゥーリア
収穫
手摘みにて9月中旬頃収穫
醸造
温度管理されたステンレスタンクにて7日間マセラシオン後マロラクティック発酵。So2極少量添加。瓶内で約3ヶ月熟成
アルコール度数
15%
ダークチェリーに甘草やスパイスの香り。味わいはしっかりとした果実味がありながら魅力的でエレガント。構造はシルクのようでバランスが良く、タンニンは良く馴染んでいます。熟した果実のイメージが強いプリミティーボですが、塩味がありストレートな味わいを楽しめます。飲み心地の良いプリミティーボなので、バターと胡椒を効かせたタラのムニエルなど、魚と一緒に召し上がるのもおすすめです。

CHIDRO 2017

キドロ
品種
プリミティーボ 100%
原産地呼称
IGT Salento

マンドゥーリア
収穫
完熟された葡萄のみ厳選し、手摘みにて9月下旬頃収穫
醸造
温度管理されたステンレスタンクにて10日間マセラシオン後マロラクティック発酵。10hlのフレンチオーク樽で6ヶ月熟成。 
アルコール度数
14%
キドロとはサレントに流れる13kmの川の名前です。粘り気があり、滑りやすい甘さを省いた、力強い、ボリュームのある赤ワイン。綺麗な酸もあるので脂がのった魚やビステッカ、スパイシーなベジタリアン料理まで幅広くお料理に寄り添います。選別された葡萄のみを使用している為So2(亜硫酸塩)の添加量も非常に少なく、ナチュラルで旨味の詰まったプリミティーボです。