トスカーナ州マレンマのワイナリー『クピロッソ』日本初入荷のご案内です!
クピロッソはトスカーナ南西部沿岸のマレンマ州立公園から約2kmの場所にあり、2015年に現オーナーのイレーネによって設立されました。イレーネは海外でワインに携わる仕事を25年間続けた後、自身のワインを造る素晴らしい場所を見つけるというビジョンを抱え、彼女の故郷であるマレンマ地方に戻ります。そして多くの場所を見て回った後、マリアーノ近郊の小さな村、クピにある3ヘクタールの土地と廃墟となっていた古いワイナリーを購入します。畑は未耕作地であった為ブドウの木を植える所からスタートましたが、そのおかげで化学肥料や農薬に汚染されていない健康な土壌で最初から有機栽培を実践することができたとイレーネは言います。畑では極少量の硫黄と銅のみ使用し、ソラマメを植えてそれを緑肥とすることで畑の水分量も保持することが可能です。セラーでの醸造時はブドウへのポンピングダメージを軽減するため重力のみを利用し、醸造時に使用する亜硫酸塩も極少量に制限されています。電力は太陽光発電で全て賄い、ブドウの搾りカス等の堆肥化可能なものはすべて堆肥化する等、持続可能な農業を実践し続けるワイナリーです。ラベルの星空はマレンマ地方の澄み切った静かな夜に敬意を表したもので、中央の流れ星は家紋から取られています。
マレンマらしい果実感とミネラルを感じ、どちらも春・夏向きなエレガントな味わいですので是非ご検討ください!